バイオテクノロジーで世界をつなぐ
大阪大学・生物工学国際交流センター(ICBiotech)は、ASEANを中心とする諸外国の研究者らとの学術交流を通じて、アジアにおけるバイオテクノロジー研究のハブ機能を担うべく設置されたユニークな教育・研究センターです。
これまでにユネスコ微生物学・国際大学院研修講座(1973-2003年)をはじめとする数多くの国際プログラムを主導し、アジア地域の若手研究者や大学院生らに対してバイオテクノロジーに関する専門教育に取り組んできました。また、一連のプログラムで培った広範なネットワークを活用し、アジア諸国をカウンターパートとした国際共同研究を展開することで、これらの国・地域の持続的発展に貢献することを目指しています。
また、タイ・マヒドン大学内に設立した東南アジア共同研究拠点(Collaborative Research Station; CRS)を活用し、周辺諸国との学術交流や日本人研究者・大学院生の現地滞在型研究を推進するなど、大阪大学が進めるASEANキャンパスプロジェクトでも主要な役割を果たしています。